2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2014年度診療報酬改訂の中でも外来診療の最大の目玉となるのが地域包括診療。 主治医機能に関する改定です。 地域包括診療料と地域包括診療加算の二つが新設されます。 いずれも中小病院と診療所を対象にしたものです。 そして、この改定は薬局にとって非常…
平成26年2月24日付、厚生労働省 薬事・食品衛生審議会の医薬品第一部会での承認が了承された医薬品。 今回、やけに降圧配合剤が多いんじゃない? なんと3種類も同時に承認される予定です。 はあ~・・・。また覚えるのか・・・。 なんて言わずに見てみましょ…
どんどん登場するSGLT2阻害薬。 平成26年2月24日に厚生労働省 薬事・食品衛生審議会の医薬品第一部会で新たなSGLT2阻害薬の承認が了承されました。 今回は2成分、3薬品です。
調剤報酬で話題になっている「薬局の24時間対応」。 これはどういうことなのか? これからは24時間開局するってこと? まだまだ薬剤師不足の薬局がほとんどの中、気になる部分ですよね。 今回は調剤報酬に記載されている24時間対応とはどういうことかを(勝…
薬剤師も気になる診療報酬改定シリーズとして、診療報酬のうち調剤部分(調剤報酬)以外についてまとめていこうと思います。 診療報酬改定で大事なのは調剤報酬だけではありません。 薬剤師や薬局を訪れる患者さんと関わる医療がどう変わっていくのかを知ら…
どうしてもこの時期は調剤報酬(診療報酬)改訂について考えることが多くなります。 今回は在宅関連部分について詳しく考察してみました。 今回はあくまでも自分個人の考えです。
2014年度(平成26年度)調剤報酬改定で検索して来てくださる方が多いみたいで驚いています。 ありがとうございます。 今日は調剤報酬部分でなく、診療報酬改定(医科)の部分で気になったところを挙げてみようと思います。 調剤報酬が変われば薬局が変わるの…
C型肝炎シリーズもやっとここまでたどり着きました。 インターフェロン(IFN)とリバビリン(RBV)の2剤併用療法です。 プロテアーゼ阻害剤が発売されるまではこれがC型慢性肝炎治療のスタンダードでしたね。
インターフェロンとリバビリンの併用療法についてまとめるつもりだったのですが、その前に再度、C型肝炎治療に使用するインターフェロンをまとめておこうと思います。 自分も不勉強な部分が多かったので、できるだけすっきりまとめようと思います。
メプチンの新剤形が承認されたそうです。 その名も、メプチンスイングヘラー10μg吸入100回 メプチンクリックヘラーと同じくドライパウダー吸入式製剤。 メプチンとして12番目(!)の製剤のようです。
レベトールカプセル200mg(MSD)とコペガス錠200mg(中外製薬)。 どちらもリバビリンを有効成分とし、 インターフェロンとの併用で今やC型肝炎の標準治療として用いられる薬剤です。 でも実は、1970年くらいからある薬ってことご存知ですか?
C型肝炎シリーズ再開です。 元々はインターフェロンとリバビリンをあわせて書いていましたが、別々に分けてさらに詳しい内容に改定しました。C型慢性肝炎の治療方法にはC型肝炎ウイルス(HCV)を排除する抗ウイルス療法と、肝細胞を保護して肝炎の沈静化をめ…
この記事では2つのお話について解説しています。 1つ目は2014年度診療報酬改定で追加された「うがい薬だけが処方された場合の保険請求状の取り扱いについて。 2つ目はヨード液うがい薬の風邪予防効果について検証した論文について。
2014年2月12日の中医協資料として調剤報酬点数表の改正案が公開されました。 今まで改正後の点数は予想しかできなかったのですが、これで改正後、四月からの薬局の姿がだいぶ見えてきましたね。
昨日に引き続き、C型肝炎についてです。 今日はC型肝炎の治療において重要なジェノタイプ(genotype/遺伝子型)についてです。 先日発売された第二世代のプロテアーゼ阻害剤ソブリアードカプセル(一般名:シメプレビルナトリウム)も「ジェノタイプ1型」慢…
昨年末、ジェノタイプ1型慢性C型肝炎治療薬として第二世代のプロテアーゼ阻害剤ソブリアードカプセル(シメプレビルナトリウム/ヤンセンファーマ)が発売されました。 そろそろ、まとめなきゃと思いつつ、まずはC型肝炎について復習していきたいと思います。…
発売からそろそろ一年がたちますので、大きい病院などでもそろそろ採用されるのでしょうか? 過活動膀胱(OAB/overactive bladder)治療薬のトビエース錠(一般名:フェソテロジンフマル酸塩)です。 デトルシトールカプセル(一般名:酒石酸トルテロジン)…
連日、調剤報酬改定に関する話です。 興味のない方はごめんなさい。 今日は後発医薬品についての改定部分です。
診療報酬改定は2月12日の中央社会保険医療協議会(中医協)で最終的な決定となるようですね。 調剤基本料が消費税増税分の対応として1点増えるとは言われていますが、まだ具体的な点数は診療報酬全体としてほとんど決定されていません。 最終決定がどうな…
毎日気になる調剤報酬改定。 先日の記事の続きです。 平成26年度調剤報酬改定その1 - 薬剤師の脳みそ 先日に引き続き、本日2月5日に行われた中医協(中央社会保険医療協議会)での公聴会資料が公開されました。
近く発売と言われながらもなかなか登場しなかった新規インフルエンザ治療薬。 平成26年2月3日の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会で富山化学工業のT-705ことファビピラビル、商品名 アビガン錠200mgの承認が了承されました。 ファビピラビルはこれまでの…
抗血液凝固薬 Xa阻害剤のイグザレルト(一般名:リバーロキサバン)服用中の間質性肺炎について、適正使用情報が発行されました。 http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201401_1.pdf 2012年の発売以来、13例が報告されており、中には…
潰瘍性大腸炎でイムラン(アザニン、一般名:アザチオプリン)を使用していた患者さんですが、どうも効果不十分な様子でした。 次、来局したときの処方はロイケリン散10%(一般名:メルカプトプリン)。 色々疑問があります。