薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。
一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。
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2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

薬剤師法の改正

2014年6月12日から施行される改正薬事法・薬剤師法。 要指導薬の新設だけに注目が集まりがちですが、当然ながら、他にも様々な部分が改定されます。 中でも薬剤師法の改正、実はかなり重要な内容となっています。

レセプト摘要欄への記載が必要な事例(平成26年3月26日)

この記事の内容は古い情報になっています。 以下の記事が最新の内容になっています。 https://pharmacist.hatenablog.com/entry/2018/03/26/Receipt_memo_fields前回に続いて、平成26年3月26日「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について…

レセプト摘要欄記載項目一覧(平成26年3月26日時点)

レセプト摘要欄への記載項目一覧

一般名処方で先発医薬品を選択した際のレセプト摘要欄記載方法~平成26年度調剤報酬改定

2014年4月まであとわずか、調剤報酬対応も佳境ですね。 平成26年3月26日「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について通知が出されました。

サムスカ ADPKDへの適応追加

2014年2月24日 厚生労働省薬食審第一部会で了承されていたサムスカ(一般名:トルバプタン)の新規適応が3月24日、正式に承認されました。 それに合わせてサムスカ錠30mgが新たに規格追加となります。サムスカと言えば、昨年7月に「重大な肝機能障害の回避の…

棚卸で在庫を絞る理由?~決算と税金と棚卸の関係

年度末ということで決算に伴う棚卸を控えている薬局の方も多いと思います。 「棚卸だから在庫を絞らないと!」 と言われたことないですか?棚卸の月は憂鬱。 棚卸作業も大変なのに在庫を絞るから欠品が怖いし、棚卸が終わっても、買ってなかった薬をまとめ買…

ベガモックス点眼液と不整脈〜アベロックスを思い出す

近くの眼科は白内障の手術前にベガモックス点眼液0.5%を三日間使用します。 なのに今日はクラビット点眼液1.5%が処方。 患者さんと話してみても、白内障の手術予定。 併用薬を聞いてみて、何となく意味がわかりました。

エネーボ配合経腸用液

平成26年2月24日の厚生労働省薬食審第一部会の承認了承品目に目を見張るものが! アボットから新規経腸栄養剤の登場です。 少し前にラコールの半固形剤が承認されていましたが、 ラコールNF配合経腸用半固形剤 - 薬剤師の脳みそ まったく新しいものが登場す…

要指導医薬品〜どうなる?改正薬事法 その1

2013年11月に再生医療法の成立と薬事法の改正が行われました。 薬事法は改正後、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法)という名称に変更されます。 2014年6月12日の施行までに知っておかなければならな…

医療用のスミスリン?〜スミスリンローション5%

平成26年2月28日、薬食審第二部会でスミスリンローション5%の承認が了承されました。 スミスリンと言えば、OTCで発売されているスミスリンシャンプーとスミスリンパウダー。 もともとOTCにあった成分が医療用でも発売という、少し珍しいケースです。

平成26年度診療報酬改定 官報告示

平成26年3月5日、2014診療報酬改定の官報が告示されました。 厚生労働省のホームページには資料と通知が掲載されています。 平成26年度診療報酬改定説明会(平成26年3月5日開催)資料等について 疑義解釈が公表されるまでは詳細不明な部分もありますが、調剤報…

グラッシュビスタ 日本初の睫毛貧毛症治療薬〜ルミガンとの違いは?

平成26年2月24日の厚生労働省薬食審第一部会で「グラッシュビスタ外用液剤」の承認が了承されました。 承認された効能・効果は「睫毛貧毛症」。要はまつ毛を伸ばす薬と言う訳です。 有効成分はビマトプロスト。 ビマトプロストと言えば・・・わかる人はすぐ…

平成26年3月1日投与制限解除品目のまとめ

平成26年3月1日から新薬14日間の投与制限が解除されました。 今回はなかなか大物揃いなんで患者さんの負担減が期待できます。 今まで二週間の投与制限がネックで使用を避けていた患者さんの使用も開始されるでしょうし、採用を見送ったいた病院でも採用され…

エフィエント錠

第一三共が大型新薬として力を入れてきたエフィエント(一般名:プラスグレル)が国内承認が了承されました。 第一三共と宇部興産の共同研究で発見、開発は第一三共とイーライリリーが共同で行いました。 同じ抗血小板薬のプラビックス(一般名:クロピドグ…

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