薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。
一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。
2020年11月からURLが変更となりました。(新URL https://yakuzaishi.love)
  

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

イグザレルトの新剤形、エフィエント・ジプレキサザイディス等の新規格が薬価承認

平成27年11月28日、報告品目・新キット製品の薬価収載が行われました。 今回は6製品です。

アボルブカプセルの出荷調整とザガーロカプセルの発売延期

グラクソ・スミスクライン(GSK)が販売している前立腺肥大症治療薬であるアボルブカプセルの出荷調整、同成分を含む男性型脱毛症治療薬として発売が決定していたザガーロカプセルの発売延期が決定しました。 どちらも主成分はデュタステリド。 フランスの工…

平成27年11月26日に薬価収載予定の新医薬品一覧~ヴィキラックス、ロコアテープ、マリゼブ、エクメット、イフェクサー、スピオルト、ライゾデグ

平成27年11月18日、中央社会保険医療協議会(中医協)で、平成27年11月26日に薬価収載予定の新医薬品が報告されました。 今回の目玉はやはりヴィキラックス配合錠でしょうか? ハーボニー配合錠よりは安くなるとは言われていますが、どの程度の薬価になった…

ピボキシル基を有する薬剤の添付文書改定~低カルニチン血症とピボキシル基

2015年10月、一部のピボキシル基を有する薬剤の添付文書改訂が行われました。 使用上の注意 重要な基本的注意に「血清カルニチンが低下する先天性代謝異常であることが判明した場合には投与しないこと」という文章が追加されました。 元々、小児に対するピボ…

どうなる?調剤報酬改定!~中医協での議論が本格化

平成27年11月6日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会(第311回)が開催されました。 平成28年4月の診療報酬改定に向けて、調剤報酬に関する部分の議論も具体的になってきています。 今回の総会では、 長期処方 ポリファーマシー(多剤処方) 残薬 後発…

2016年度診療報酬改定に向けて~財務省が考える改革案②(調剤報酬について)

前回に引き続き、今回も、平成27年10月30日、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会が示した、2016年度診療報酬改定に向けた改革案についてまとめます。 今回は後半、調剤報酬についての部分です。 保険薬局の果たすべき役割を踏まえた、「ゼロベースでの…

2016年度診療報酬改定に向けて~財務省が考える改革案①(薬剤費について)

平成27年10月30日、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会は2016年度診療報酬改定に向けた改革案を提示しました。 その中で、診療報酬改定全体のマイナス改定はもちろん、調剤報酬や薬価については特に厳しい見直し案が挙げられました。 ただ、来るべく高…

© 2014- ぴーらぼ inc. プライバシーポリシー