薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。
一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。
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2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

SGLT2阻害剤の重大な副作用にケトアシドーシス・敗血症追記~添付文書改定指示

平成27年9月15日、厚生労働省医薬食品局は新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の改訂を指示しました。 平成27年度指示分 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 その中で、SGLT2阻害剤(6成分、7品目)の重大な副作用に、ケトアシドーシス・…

メルカゾールとプロパジールがあすか製薬の製品に

メルカゾール(一般名:チアマゾール)にプロパジール(一般名:プロピルチオウラシル)。 特にメルカゾールは誰もが触れたことのある薬剤なのではないでしょうか? どちらも中外製薬が販売している製品ですが、これがあすか製薬の製品に変わります。

セロクラール錠の自主回収

平成27年9月11日から、セロクラール錠10mg、セロクラール錠20mg両方の自主回収が開始されています。 なお、セロクラール細粒4%については問題ないようです。

またまたINFフリーのC型肝炎治療薬が登場~ヴィキラックス配合錠・リュープリンPRO・ロコアテープ等の承認了承

平成27年8月31日、厚生労働省 薬食審医薬品第二部会が開催されました。 今回承認が了承されたものの中で、目玉となるのは、やはり、アッヴィ社のインターフェロンを用いない(IFNフリー)経口C型肝炎治療薬ヴィキラックス配合錠ではないかと思います。

マリゼブ、エクメット、ザガーロ、イフェクサーSR〜平成27年8月28日承認了承の薬剤

平成27年8月28日、厚労省薬食審医薬品第一部会で11製品の製造承認が了承されました。 個人的に気になったのは、国内2剤目の週1回DPP-4阻害薬マリゼブ錠(一般名:オマリグリプチン)、国内初となるDPP-4阻害薬とメトホルミン製剤との合剤エクメット配合錠(…

ハーボニー、ソバルディ調剤時の注意事項あれこれ〜乾燥剤、相互作用、リバビリンの量

平成8月31日にハーボニー配合錠(一般名:ソホスブビル/レジパスビル)が発売されました。 ハーボニー配合錠はソバルディ錠400mg(一般名:ソホスブビル)と同様に、包装単位がバラ28錠のみになっています。 ソバルディは調剤時にボトルの開封を行い、中の乾…

テノゼット錠300mgの出荷調整

日薬ニュースでも配信されていましたが、テノゼット錠300mgに出荷調整がかかっています。 平成27年8月12日に起きた中国天津浜海新区倉庫爆発事故による影響で、グラクソ・スミスクライン天津工場が被害を受けたため、テノゼット錠の製造・出荷が停止している…

四国厚生局が平成26年度に実施した個別指導において保険医療機関等に改善を求めた主な指摘事項を公開

四国厚生局が平成26年度に実施した個別指導において保険医療機関等に改善を求めた主な指摘事項を公開しています。 基本的なことからなかなか厳しいなあといったところまで、様々な内容が挙げられています。 自身の薬局業務を見直すいい機会なので、目を通し…

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