薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。
一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。
2020年11月からURLが変更となりました。(新URL https://yakuzaishi.love)
  

くすり・DI-高血圧

ミネブロ錠(エサキセレノン)の特徴・作用機序・副作用〜添付文書を読み解く【セララとの違いを比較】【MRA】

平成31年1月8日付で承認された新規高血圧治療薬ミネブロ錠についてまとめます。 ミネブロ錠(エサキセレノン)はセララ(エプレレノン)と同じアルドステロン受容体拮抗薬です。 ただし、より選択性が高い性質を持っているため、選択的ミネラルコルチコイド…

高血圧治療剤を含む配合剤(降圧配合剤)のまとめ(平成30年6月16日更新)

(元々は平成26年3月2日に作成した記事です) 高血圧治療に使用される、降圧薬を含む配合薬についてのまとめです。 一覧表や適応上の注意、各略称等についてまとめています。 また、各種配合剤は原則、配合されている成分を持つ単剤から切り替えて使用するよ…

アジルバ・プラビックス・サインバルタ・ダクルインザ・スンベプラに重大な副作用追加

平成27年4月23日、厚労省医薬食品局は、新たな「重大な副作用」が確認された医療用薬について、添付文書の改訂を指示しました。 今回、改訂が指示された医薬品のうち、薬局で使用されるものは、アジルバ、プラビックス、サインバルタ、ダクルインザ、スンベ…

高血圧治療ガイドライン2014について

少し遅くなりましたが、4月に新しく改定された高血圧治療ガイドラインについてまとめてみます。 人間ドック学会発表の血圧基準値と合わせて、高血圧の基準が緩くなったというような報道もされましたが、実際のところどうなのかというのも気になります。

イルトラ配合錠

⭐イルトラ配合錠LD、イルトラ配合錠HD(一般名:イルベサルタン/トリクロルメチアジド、塩野義製薬)本剤で5剤目となるARBとサイアザイド(チアジド)系利尿薬の配合剤。 イルベサルタン(商品名:アバプロ/イルベタン)とトリクロルメチアジド(フルイトラ…

アジルサルタンとその配合剤とハイグロトンの思い出

武田のMRさんからアジルサルタン(商品名:アジルバ)の勉強会を受ける機会があったので少しだけまとめます。 以前まとめたものと重複するところもあるかもしれませんが、詳しい部分も加えときます。

アイミクス配合錠

今日は薬局でアイミクス配合錠の勉強会でした。 大日本住友と塩野義の併売(一銘柄)ですが、勉強会は塩野義さんにお願いしました。イルベサルタン(商品名:アバプロ/イルベタン)とアムロジピン(商品名:アムロジン/ノルバスク)の配合剤です。

アンジオテンシンII受容体拮抗薬

というわけで、今日もRA系阻害剤。 シリーズ最後はアンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)です。

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

昨日までの流れに任せて、他のレニン-アンジオテンシン(RA)系阻害剤についてもまとめようと思います。

ラジレス

昨日に引き続いてアリスキレン(商品名:ラジレス)の話題。 今回はアリスキレン自身についてまとめます。

ALTITUDE試験中止によるアリスキレンへの禁忌追加

昨年末、ノバルティスよりALTITUDE試験が中止が発表されました。 それに伴い、今回、ついにアリスキレン(商品名:ラジレス)に禁忌が追加となりました。

アジルバ

少し前にアジルサルタン(商品名:アジルバ)の販売承認がおりたって記事を見ていたけど、そのまま忘れてしまっていた。 http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1201/1201052.html 先日、医師会の勉強会でアジルバの説明会があった(らしい)んだけ…

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