治療方法
メトトレキサート(リウマトレックス®︎)と葉酸(フォリアミン®︎)の併用についてまとめた記事です。リウマトレックスの作用機序から葉酸を併用する理由、葉酸を服用するタイミングについてもまとめています。
平成31年2月21日、タウリン散98%「大正」が「ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作(MELAS)症候群における脳卒中様発作の抑制」に対する適応を取得しました。 指定難病でもあるミトコンドリア病MELASに対する適応を有する初めての薬剤にな…
平成27年7月29日、MSDはレベトールカプセル200mg(一般名:リバビリン)とソホスブビル(商品名:ソバルディ)との併用療法の適応を取得したことを発表しました。 これまで、コペガス錠200mg(一般名:リバビリン)との併用しか適応がなかったソバルディです…
平成27年2月26日、厚労省の薬食審医薬品第二部会が開催されました。 3製品の承認が了承されたのですが、一番目を引いたのは、報告品目の中。 インターフェロンフリーの抗HCV治療薬であるダクルインザ錠(一般名:ダクラタスビル/DCV)とスンベプラカプセル(…
平成27年2月19日、ファイザーがプロペシア(一般名:フィナステリド)のジェネリックの承認を取得しました。 フィナステリドの後発医薬品は初めてになります。
2014年2月24日 厚生労働省薬食審第一部会で了承されていたサムスカ(一般名:トルバプタン)の新規適応が3月24日、正式に承認されました。 それに合わせてサムスカ錠30mgが新たに規格追加となります。サムスカと言えば、昨年7月に「重大な肝機能障害の回避の…
潰瘍性大腸炎でイムラン(アザニン、一般名:アザチオプリン)を使用していた患者さんですが、どうも効果不十分な様子でした。 次、来局したときの処方はロイケリン散10%(一般名:メルカプトプリン)。 色々疑問があります。
ある日の服薬指導中。 若い女性の患者さんから質問を受けました。 「たまにフェマーラという薬を飲むことがあるんですが、問題ないでしょうか?」 たまに・・・? たまにフェマーラってどういうこと?
胃カメラを受けるけどワーファリンはやめないでいい。 え?と思いましたが不勉強でした。 2012年7月に「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が公開されていますね。
インフルエンザの患者さんが少しずつ増えてきましたね。 とは言っても、地域性があるものです。 まだ一人もインフルエンザの患者さんに接してないという人もいれば、 毎日、何人かはインフルエンザの患者さんと接しているという人もいると思います。 流行シ…
1月6日、ベーリンガーインゲルハイムはスピリーバレスピマット(一般名:チオトロピウムレスピマット)について、気管支喘息の適応を追加申請しました。 抗コリン薬(ムスカリン受容体拮抗薬)であるスピリーバですが、現在は「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支…
最近、OD錠が発売されたティーエスワン(TS-1/成分名:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)ですが、いまいち患者さんの評判がよろしくないです。 錠剤なのでカプセルより小さいし、OD錠なのですぐ溶けるのでご高齢の方には飲みやすいかなと…
医療従事者でなくとも、1989年以降に出産をされたお母さん方は病院でお子さんにシロップを飲ませてもらった記憶があるんじゃないでしょうか? 以前は、 出生後哺乳が確立した時点 退院時(生後一週間) 一ヶ月検診の際 この計3回投与されるのがほとんどでし…
メネシットを服用している患者さんにビ・シフロール(成分名:プラミペキソール)が追加になりましたが、ジスキネジア(不随意運動)の出現により中止となりました。 すると今回、その患者さんにエクセグラン(成分名:ゾニサミド)が追加になりました。 エ…
ついに世界初の機能性ディスペプシア(機能性胃腸症、FD)治療薬であるアコファイド(一般名:アコチアミド)が発売されました。 作用機序はコリンエステラーゼの阻害なので特に新しいものではありませんが、最大の特徴は適応疾患。効能又は効果「機能性ディ…
今年はインフルエンザが大流行ですね。 ご高齢の患者さんが多い当薬局ではインフルエンザ治療薬の予防投与も多いです。 現在予防投与が可能なのはオセルタミビル(商品名:タミフル)とザナミビル(商品名:リレンザ)のみですが、 ラニナミビル(商品名:イ…
肝硬変の患者さんに対する処方。 カナマイシンカプセル 250mg 2C 2×MA カナマイシンの添付文書を見ると… 適応症:感染性腸炎 適応菌種:カナマイシンに感性の大腸菌、赤痢菌、腸炎ビブリオ 用法・用量:成人1日2〜4gを4回に分割経口投与する。
久しぶりの更新です。 不妊治療にメトホルミン(商品名:メトグルコ、グルコバイ、メルビン)を使用するケースがあるという話を耳にしたので調べてみました。不妊の原因の中でも多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に用いるようです。