2018-01-01から1年間の記事一覧
(元々は平成27年6月18日に作成した記事です) 処方せんにはプレドニゾロン錠5mg「三和」が記載されていました。 でも、うちの薬局に在庫しているプレドニゾロン錠5mgは、 プレドニゾロン錠5mg「タケダ」 プレドニゾロン錠5mg「旭化成」 プレドニン錠5mg の3…
2018年2月15日、6月発売予定の後発医薬品が承認されました。 6月14日付の官報で薬価が告示されており、15日に薬価収載されます。 注目は、タミフル・アイミクス・ボノテオ・ラミクタール・エイゾプト・コソプトのジェネリックです。
今更ながらバイアスピリンとバファリン配合錠の粉砕について考えてみました。 自分も含めて多くの環境で出会う処方で、個々に対応し、大きな問題も生じてはいないかと思います。 ただ、実際のところどうするのが一番いいのか? もし、明確な結論がないのであ…
平成30年6月8日、厚生労働省の医薬品食品審議会(薬食審)医薬品第一部会が開催されました。 新薬2製品の製造承認の可否、1製品の適応追加の可否について審議され、全て承認が了承されました。 前回、平成30年5月23日の第二部会で審議されたものと同じく6月…
ナウゼリン(成分名:ドンペリドン)には飲み薬と座薬が存在していますが、座薬の方が体重あたりの用量が多いのはご存知ですか? 同じ成分を同じ症状に対して使用するのに投与経路によって用量が異なる・・・。 患者さんから質問された時、この理由をすぐ答…
小児の感染性心内膜炎(IE)に対するアモキシシリンの予防投与についてまとめた記事です。 実際に歯科で処方された小児に対するサワシリンの特殊な処方について考察する形でまとめてみました。 そこまで目にする機会の多い処方ではありませんが、知識として…
平成30年6月5日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 その中でも、メトロニダゾール含有医薬品に追加された肝機能障害に注目してみました。 …
平成30年6月5日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は7つの成分に対して改訂指示が出されています。 ※副作用に関する記載を中心とした…
平成30年5月15日、協和発酵キリンはセルテクト錠ならびにセルテクトドライシロップ(成分名:オキサトミド)の販売を中止すると発表しました。 発売中止は平成30年8月末を予定ということなので、すでに生産終了して在庫のみの販売のようですね。 経過措置は…
平成30年5月25日、厚生労働省は医薬品5製品について一部変更承認(一変承認)しました。 それぞれ以下のように適応が追加されます。 オプジーボ・ヤーボイ:悪性黒色腫に対する併用療法 ゼルヤンツ:潰瘍性大腸炎 ボトックス注:痙攣性発声障害 ヌーカラ皮下…
平成30年5月23日、厚生労働省の医薬品食品審議会(薬食審)医薬品第二部会が開催されました。 新薬4製品の製造承認の可否、2製品の適応追加の可否について審議され、全て承認が了承されました。 6月下旬ごろに正式に承認される予定です。 また、報告品目とし…
JAK阻害剤のゼルヤンツ錠(成分名:トファシチニブ)についてまとめます。 平成25年3月25日付で承認(適応:関節リウマチのみ)されています。 また、平成30年5月25日付で潰瘍性大腸炎に関する適応が追加されました。
2018年5月16日、厚労省の中医協・総会で新規医薬品の薬価が決定し、5月22日に薬価収載されました。 中医協 総-1-1 30.5.16新医薬品一覧表(平成30年5月22日収載予定) 今回の収載品目で気になるのは、 覚せい剤原料ではないMAO-B阻害薬アジレクト錠 やっと薬…
2017年7月3日に承認されたパルモディアについての記事です。 従来のフィブラートとは異なるSPPARMαとして登場したパルモディア(ペマフィブラート)ですが、薬価収載が何度も延期になり、2018年5月22日に薬価収載、2018年6月1日にようやく発売になりました。…
平成30年4月27日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会が開催されました。 今回は2つの医薬品についての適応追加が審議され、承認が了承されています。 ボトックス注:痙攣性発声障害 ゼルヤンツ錠:中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及…
(元々は平成27年1月17日に公開した記事でしたが、加筆修正を行いました) 高齢者の保険に関して後輩から質問を受けることが多いです。 たしかに慣れないうちはわかりにくいかもしれません。 特定医療費の詳しい話をまとめる前に高齢者の医療保険を中心に医…
4月を過ぎ、平成30年度の調剤報酬改定への対応もすっかり終わったところと思います。 今回の改定では介護報酬の改定も同時に行われました。 在宅を行なっている薬局は、こちらへの対応にも追われたことと思います。 今回は介護報酬版の疑義解釈とも言えるQ&A…
平成30年4月19日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は6つの成分に対して以下のような改訂指示が出されています。 トスフロキサシン(…
2018年4月11日、厚労省の中医協・総会で新規医薬品の薬価が決定し、4月18日に薬価収載されました。 エビリファイと比較してアカシジア等の副作用が少ないとされる新規統合失調治療薬レキサルティ ゼチーアと同じ薬価にも関わらずアトルバスタチンが配合され…
平成30年度(2018年度)の在宅に関する改定についてまとめます。 今回は調剤報酬だけでなく介護報酬の改定も行われるダブル改定です。 これでほとんど統一されるかと思いきや、そうでない部分も意外とあります。 在宅患者訪問薬剤管理指導料等の調剤報酬にお…
平成30年度(2018年度)調剤報酬改定での後発医薬品に関する改定についてまとめます。 後発医薬品に関する改定の主な内容は以下の通りです。 後発医薬品調剤体制加算が2段階→3段階に 算定に必要なGE数量%のアップ 新設される後発医薬品調剤体制加算3は今ま…
(この記事は平成30年4月1に投稿したものなので、平成30年度診療報酬改定に関する施設基準の届出はすでに締め切られています) 明日からいよいよ調剤報酬改定後の業務が始まりますね。 (一部の方は今日から始まってますね。お疲れ様です。) みなさん準備は…
いよいよ来週から改定!という週末になって疑義解釈その1が公開されましたね・・・。 疑義解釈資料の送付について(その1)/事務連絡 平成30年3月30日 棚卸準備で疲れた体に鞭打ちながら読んでみました。 今回、一番のサプライズとも言えるのは服薬情報等提…
平成30年度(2018年度)調剤報酬改定での薬剤服用歴管理指導料に関する改定についてまとめます。 薬歴に関する改定の主な内容は以下の通りです。 薬剤服用歴管理指導料 平成28年度 平成30年度 1(6ヶ月以内) 38点 41点↑ 2(1以外) 50点 53点↑ 3(特別…
平成30年3月20日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は7つの成分に対して以下のような改訂指示が出されています。 トルバプタン(サム…
平成30年3月5日、厚生労働省は平成30年度診療報酬改定説明会を開催し、関連する告示、通知を同日付けで発出しました。 これにより、平成30年度調剤報酬改定の内容のほとんどが明確になりました。 今回は、基準調剤加算の廃止に伴い新設される地域支援体制加…
平成30年2月23日、新規作用機序を持つインフルエンザ治療薬ゾフルーザ(成分名:バロキサビルマルボキシル)が承認されました。 この薬は先駆け審査指定制度の対象となっており、平成29年10月25日の申請からわずか4カ月での承認です。 ゾフルーザについては…
平成30年2月7日、厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2018年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働相に答申しました。 個別の改定項目については少しずつまとめて行こうと思います。 今回は調剤基本料についてまとめます。
平成30年2月2日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会で新薬2製品についての審議が行われました。 兼ねてから話題になっていた1回のみの経口投与で治療が完結する新規作用機序のインフルエンザ治療薬ゾフルーザの承認が了承されました。 また、ミティキュ…
平成30年1月24日に開催された第386回中医協(中央社会保険医療協議会)総会。 ついに、平成30年度調剤報酬改定(診療報酬改定)の個別改定項目ならびにその算定要件案、いわゆる短冊が公開されました。 点数や具体的な数字はまだ決定していませんが、大まか…