薬剤師の脳みそ〜くすりと医療制度

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

ベタニス(ミラベグロン)と抗コリン剤が併用可能に〜平成30年9月3日添付文書改訂

平成30年9月3日にベタニスの添付文書が改訂されています。
今回の改訂でアドレナリンβ3受容体作動薬である過活動膀胱治療薬ベタニス(成分名:ミラベグロン)と抗コリン薬の併用が可能になりました。

続きを読む

ベオーバ錠・エイベリス点眼液・ロラピタ静注・メトアナ配合錠など承認了承〜平成30年8月30日 薬食審 第一部会

厚生労働省の薬食審医薬品第一部会が平成30年8月30日に開催されました。
今回の部会では新薬5製品の承認について審議が行われ、すべて了承されています。
前日には第二部会が行われているので、連日での新薬情報になりますね。

続きを読む

ゾスパタ錠・ローブレナ錠・フィラジル皮下注など承認了承〜平成30年8月29日 薬食審 第二部会

厚生労働省の薬食審医薬品第二部会が平成30年8月29日に開催されました。
今回の部会では新薬4製品の承認について審議が行われ、すべて了承されています。

続きを読む

【エンタイビオ ・イミフィンジ・オデフシィ】平成30年8月29日に薬価収載される品目のまとめとオプジーボの薬価引き下げについて

平成30年8月22日、厚労省の中医協・総会で新規医薬品の薬価が決定しました。
8月29日に薬価収載される予定です。
新医薬品一覧表(平成30年8月29日収載予定)
また、オプジーボの用法用量変化再算定についても決定しています。
今年度から新しく導入された「薬価収載時の薬価再算定ルール」が初めて適応されることになります。
オプジーボの薬価再算定は平成30年11月1日に実施される予定です。

続きを読む

添付文書改訂指示:タミフルの10代への投与制限解除〜インフルエンザ治療薬の異常行動に関する記載が統一へ

平成30年8月21日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、国内で承認されている全てのインフルエンザ治療薬について添付文書の改訂指示を出しました。
タミフル(成分名:オセルタミビルリン酸塩)については、警告欄から10歳以上の未成年に対する使用差し控えに関する記載を削除。
タミフルを含む全ての抗インフルエンザ薬については異常行動に関する記載が統一されるような改訂指示になっています。

続きを読む

平成30年8月15日付で承認された後発医薬品などのまとめ

平成30年8月15日、新たな後発医薬品や先発医薬品の新規格が承認されました。
今回承認された品目は12月に薬価収載される予定です。
今回は新規承認の後発医薬品が多く、トラムセット、リフレックス/レメロン、ユリーフ、ストラテラ、レルパックス、バイナス、ロルカム、イレッサ、ゼローダ、ルミガン、デュオトラバ、モーラスパップXRなどがあります。
ちなみに薬価収載は12月になる予定です。

続きを読む

ロセフィンによる精神神経症状、オテズラによる重度の下痢〜平成30年8月2日 添付文書改訂指示

平成30年8月2日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。
今回はセフトリアキソンナトリウム水和物とアプレミスラストに対して改訂指示が出されています。

続きを読む

ページニオ・ビーリンサイト・オデフシィなど承認了承〜平成30年8月3日 薬食審 第二部会

厚生労働省の薬食審医薬品第二部会が平成30年8月3日に開催されました。
今回の部会では新医薬品3つの製造承認に加え、オプジーボとヤーボイの適用拡大などについて審議が行われ、すべて了承されています。
また、ハーセプチンのバイオ後続品としては2番目となるトラスツズマブBS点滴静注用「第一三共」などが報告品目に挙げられています。
(承認了承、報告品目については正式に承認されるまでは保険適応となりません)
さらにはテモダールの再発・難治性ユーイング肉腫の公知申請についても認められ、保険使用可能となっています。

続きを読む

悪性神経膠腫治療薬テモダールカプセル〜その特徴やダカルバジンとの違い(修正)

(2013年4月に作成した記事です)
ある日の調剤業務中。
テモダールカプセル 100mg 2C 1×v.d.S 5日分
という処方の薬剤料を見て、改めて驚きました。
16390点!!
つまり、テモダールカプセル100mg 10カプセルにかかる費用だけで16万3900円!
3割負担で考えておよそ5万円弱です。
(2013年当時の薬価なので現在はだいぶ安くはなっています)

続きを読む