薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

国内2番目のSGLT2阻害剤 フォシーガ

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

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(ここからが記事本文になります)

1月24日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会第一部会で、いくつかの医薬品の承認の可否が審議されました。
そこで承認の了承を受けた医薬品の中に国内2番目のSGLT2阻害剤フォシーガがありました。
フォシーガ錠(一般名:ダパグリフロジン プロピレングリコール水和物/ブリストル・マイヤーズ)
規格は2種類。
フォシーガ錠5mgとフォシーガ錠10mgです。
すでに海外では承認済みです。
つい先日、1月17日では米国でも承認されました。
(乳がん・膀胱がんの発症リスクのデータを求められていました)

効能・効果は2型糖尿病。

作用機序はスーグラと同じです。
SGLT2阻害薬その1〜スーグラ承認 - 薬剤師の脳みそ
腎臓の近位尿細管で糖の再吸収を行うナトリウムグルコース共輸送担体2(SGLT2)を選択的に阻害し、過剰な血糖を尿糖として体外に排出する。

用法・用量は、5mg錠を1日1回服用。効果不十分な場合は10mgに増量可能です。
スーグラは1日1回 朝食前または朝食後 でしたがフォシーガは服用時点の縛りがないですね。

販売はアストラゼネカと小野薬品です。
3月に正式に承認、5~6月に薬価収載の予定です。

最後に今のところわかっているSGLT2阻害薬 各社の状況をまとめておきますね。
・イプラグリフロジン(スーグラ) アステラス H26.1承認 H26.3薬価収載
・ダパグリフロジン(フォシーガ) アストラゼネカ、ブリストル・マイヤーズ、小野薬品 H26.3承認 H26.5~6薬価収載
・ルセオグリフロジン(?) 大正製薬、大正富山製薬、ノバルティスファーマ
・カナグリフロジン(?) 田辺三菱製薬、第一三共 SGLT1/2阻害薬
・トホグリフロジン(?) サノフィ、興和
・エンパグリフロジン(?) イーライリリー、ベーリンガーインゲルハイム
・PF-4971729(?) ファイザー
・LX4211(?) レキシコン SGLT1/2阻害薬
各社、どのような特色を出してくるのか楽しみですね!

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