薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

パリエットの新剤型と低用量アスピリン服用時の適応 追加了承~PPIの適応まとめ

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
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平成26年10月29日の厚労省 薬食審医薬品第一部会。
パリエット(一般名:ラベプラゾール)に「低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制」の効能・効果が追加されます。
それと同時に、5mgでの効果も確認され、追加剤型が設定です。

「低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制」の適応では、
用法・用量が、「5mgを1日1回経口投与し、効果不十分の場合は10mgを1日1回経口投与する。」となっています。

PPIの適応もほぼそろってきた感がありますね。


これを機にPPIの適応をまとめておきます。

胃潰瘍十二指腸潰瘍吻合部潰瘍逆流性食道炎非びらん性
胃食道逆流症
Zollinger-Ellison低用量アスピリン投与時における
胃潰瘍・十二指腸潰瘍再発抑制
NSAIDs投与時における
胃潰瘍・十二指腸潰瘍再発抑制
オメプラゾール10mg--
オメプラゾール20mg---
ランソプラゾール15mg
ランソプラゾール30mg---
パリエット5mg
ラベプラゾール10mg
-
ラベプラゾール20mg---
ネキシウム10mg
ネキシウム20mg<◎>-
※():現在未承認だが承認了承済(H26.10.29了承)
※<>:承認申請中(H26.10.31申請)
赤字:先発医薬品のみの適応もしくは後発医薬品が存在しない(H26.11.5現在)
※◎:難治性の場合1日2回の適応あり


ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助

胃潰瘍十二指腸潰瘍胃MALTリンパ腫特発性血小板
減少性紫斑病
早期胃癌に対する
内視鏡的治療後胃
ヘリコバクター・ピロリ
感染胃炎
オメプラゾール
ランソプラゾール
パリエット5mg
ラベプラゾール10mg
ラベプラゾール20mg------
ネキシウム
赤字:先発医薬品のみの適応

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