薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~

調剤(保険)薬局の薬剤師が脳内で考えていることや仕事の中で得た知識をまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

リフキシマ(リファキシミン)〜肝性脳症治療に用いるリファマイシン系抗菌薬

平成28年8月5日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会が行われました。
今回は、審議が行われた品目の中からリフキシマについてまとめます。
リフキシマは前回の第二部会で継続審議とされていた肝性脳症治療薬ですね。
なお、平成28年9月28日に正式に製造販売が承認されました。
(当初、デザレックスと合わせた記事としていましたが薬価収載に伴い記事を分けました。)

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デザレックス(デスロラタジン)〜クラリチンの活性代謝物による新規第二世代抗ヒスタミン薬

平成28年8月5日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会が行われました。
今回は、審議が行われた品目の中から、デザレックスについてまとめます。
デザレックスは海外ではすでにクラリネックスやネオクラリチンの名前で発売されている薬で、いわゆるスーパークラリチン?です。
なお、平成28年9月28日に正式に製造販売が承認されました。
(当初、リフキシマと合わせた記事としていましたが、薬価収載に伴い、記事を分けました。)

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ベルソムラ錠とオレキシン〜オレキシン受容体阻害剤という新しい不眠症治療薬

平成26年8月1日、薬食審・第一部会でMSDのベルソムラ錠(一般名:スボレキサント)の承認が了承されました。
オレキシン受容体の阻害という、新しい作用機序を持つ不眠症治療薬で、他の薬で十分な効果を得ることができなかった場合でも効果が期待されます。
このオレキシン受容体阻害剤、調べてみるとなかなか面白そうな薬です。
(平成26年9月26日に正式に承認されています。)
  
今回(平成28年11月18日)、突然、薬価収載された10mg錠の登場に伴い、記事に加筆・修正を行いました。

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リクラスト点滴静注液〜ゾメタと同成分のゾレドロン酸による年1回のビスフォスフォネート製剤

平成28年9月7日、厚生労働省の薬食審・医薬品第一部会で10製品の承認が審議され、すべて了承されました。
今回は、審議が行われた品目の中から、新規ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)リクラストについてまとめます。
なお、リクラスト点滴静注液は平成28年9月28日に製造販売が承認されました。
  
簡単な勉強会に参加したので内容を少し修正しました。

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イデルビオン静注用の承認了承〜2016年9月9日医薬品第二部会報告品目⑤

平成28年9月9日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会が行われました。
10製品について審議が行われ、すべての承認が了承されています。また、平成28年9月28日には正式に承認されました。
今回は遺伝子組換え血液凝固第IX因子と遺伝子組換えアルブミンの融合タンパク質を用いたイデルビオン静注用についてまとめます。

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ヒュミラ皮下注シリンジが非感染性ぶどう膜炎に使用可能に〜2016年9月9日医薬品第二部会報告品目④

平成28年9月9日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会が行われました。
10製品について審議が行われ、すべての承認が了承されています。また、平成28年9月28日には正式に承認されました。
今回はヒュミラ皮下注シリンジのぶどう膜炎に関する適応拡大についてまとめます。

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グラジナ錠とエレルサ錠 新たなINFフリー経口薬の承認了承〜2016年9月9日医薬品第二部会報告品目③

平成28年9月9日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会が行われました。
10製品について審議が行われ、すべての承認が了承されています。
また、平成28年9月28日には正式に承認されました。
今回は、C型肝炎に対する新規DAAsであるグラジナ錠とエレルサ錠についてまとめます。
グラジナ錠とエレルサ錠の併用療法は、日本国内におけるセログループ1(ジェノタイプ1)のHCVに対するINFフリー治療の4つ目の選択肢になります。

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