薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

プロパデルム軟膏とプロパデルムクリームが販売中止~長く使用されたステロイド製剤が製造終了に

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。

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(ここからが記事本文になります)

自分の薬局には在庫していないんですが、聞いた瞬間、思わず、「え!?」と叫んでしまいました。
2015年8月をもって、プロパデルム軟膏0.025%とプロパデルムクリーム0.025%(一般名:ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)が販売中止となります。


プロパデルムの製造中止は原薬の入手が困難になったため・・・とのことです。
軟膏・クリームともに2015年8月末日で販売終了。
経過措置は2016年3月末日です。

現在、後発医薬品として摩耶製薬のベクラシン軟膏0.025%・ベクラシンクリーム0.025%が発売されていますが、そちらはどうなんでしょう?
同じ理由で製造中止となる可能性がありますね。
プロパデルムの製造中止が協和発酵キリンとグラクソ・スミスクラインの経営的な判断であれば、ベクラシンのみ継続ということもあるかもしれません。

プロパデルムはstrong(Ⅲ群)に位置するステロイドです。
strongのステロイドはプロパデルムのほかには、

  • エクラー軟膏0.3%・エクラークリーム0.3%・エクラーローション0.3%(一般名:プロピオン酸デプロドン)
  • ベトネベート軟膏0.12%・ベトネベートクリーム0.12%(一般名:吉草酸ベタメタゾン)
  • リンデロン-V軟膏0.12%・リンデロン-Vクリーム0.12%・リンデロン-Vローション0.12%(一般名:吉草酸ベタメタゾン)
  • ボアラ軟膏0.12%・ボアラクリーム0.12%(一般名:吉草酸デキサメタゾン)
  • リドメックスコーワ軟膏0.3%・リドメックスコーワクリーム0.3%・リドメックスコーワローション0.3%(一般名:吉草酸酢酸プレドニゾロン)
  • スピラゾン軟膏0.3%・スピラゾンクリーム0.3%・スピラゾンローション0.3%(一般名:吉草酸酢酸プレドニゾロン)
  • フルコート軟膏0.025%・フルコートクリーム0.025%・フルコート外用液0.025%・フルコートスプレー0.025%(一般名:フルオシノロンアセトニド)


プロパデルムを使用している薬局の方はすでに代替品を検討していると思いますが、有名な薬だけに、在庫していない薬局としても知っておきたい情報ですね。

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