医薬品流通-自主回収
2019年9月末から始まった全てのラニチジン製剤の自主回収。原薬へのNDMAの混入がその原因ですが、類似した構造を持つニザチジンについても調査が行われています。その結果、ニザチジンカプセル「オーハラ」(2019.10.23)とアシノン錠 75mg(2019.12.3)が自…
2019年9月末から開始されているラニチジン製剤の出荷停止ならびに自主回収についてまとめます。 一部メーカーの原薬にNDMAの混入が発覚したため今回の自主回収が行われていますが、全メーカーがクラスⅠの自主回収を開始し、患者さんに渡した分までの回収が対…
え?ツムラ麦門冬湯が自主回収なんですね。 うちの薬局はツムラ、クラシエ、オースギと漢方薬はめっちゃ使っているんですけど、ツムラのMRさんも卸のMSさんもそんなこと教えてくれなかった・・・。 しかも、麦門冬湯はあんまり出ないのでLOT該当しそうだな・…
平成29年6月8日、C型肝炎治療薬ハーボニー配合錠(成分名:レジパスビル/ソホスブビル配合錠)の自主回収が発表されました。 レジパスビルの含量が承認の範囲をわずかに上回っていることによる回収のようです。 服用による健康被害の可能性は極めて低いので…
平成29年4月14日、ニポラジン小児用シロップとゼスラン小児用シロップ(成分名:メキタジン)の自主回収が発表されました。 ゼスラン小児用シロップの安定性モニタリングの純度試験で類縁物質(メキタジンの主代謝物)が規格上限に近いものが発見されたこと…
平成29年4月13日、リンデロンVクリーム(成分名:ベタメタゾン吉草酸エステル)の自主回収が発表されました。 長期安定性試験においてpHが承認範囲外となってしまったためですが、該当するロットの出荷時期が2014年だったので多くの薬局(ある程度使用してい…
平成29年3月8日、タケプロンOD錠15(成分名:ランソプラゾール)の自主回収が発表されました。 バラ包装の中の1錠に髪の毛が混入しているのが発見されたため、該当ロットの回収となっています。
平成28年11月6日、アピドラ注の自主回収が発表されました。 一部商品で類縁物質の含量が基準上限を上回りそうだったため、可能性のあるロット全てを自主回収するそうです。 類縁物質は元々製剤内で発生することがわかっているものです。 また、現時点で基準…
平成28年10月17日、中外製薬が「ロヒプノール錠 白色素錠の自主回収に関するお知らせ」を公開しています。 ロヒプノールは、昨年、白色素錠から淡青色フィルムコーティング錠に剤形変更が行われています。
週末にザクラス配合錠の自主回収に関する情報が公開されていました。 武田薬品工業とPMDAが情報を公開しています。 ザクラス配合錠LDの中にザクラス配合錠HDが入っているものが見つかったためとのことです。
平成28年8月24日付でとクレススパンスールカプセル(成分名:ペントキシベリンクエン酸塩)の自主回収が案内されています。 長期安定性試験1年目の溶出試験で、4時間値が溶出試験の上限を外れてしまったようです。 ただ、2時間値及び24時間値は範囲内で…
平成28年3月17日、薬事・食品衛生審議会医薬品再評価部会で、リゾチーム塩酸塩製剤、プロナーゼ製剤についての再評価に関する審議が行われました。 その結果、「現在の医療環境においては本剤の医療上の有用性は低下したと考えられ、現時点での医療上の有用…
平成28年2月17日、コントミン糖衣錠(成分名:クロルプロマジン塩酸塩)の回収がアナウンスされました。 今回、回収の対象となるのは、 コントミン糖衣錠12.5mg コントミン糖衣錠25mg コントミン糖衣錠50mg コントミン糖衣錠100mg コント…
平成27年12月1日、バイエル薬品はバイアスピリン錠100mgについて自主回収を行うことを発表しました。