薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

ロヒプノール錠(白色素錠、旧剤形)の自主回収

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。

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平成28年10月17日、中外製薬が「ロヒプノール錠 白色素錠の自主回収に関するお知らせ」を公開しています。
ロヒプノールは、昨年、白色素錠から淡青色フィルムコーティング錠に剤形変更が行われています。
  
  

  
  

ロヒプノール錠の自主回収

ロヒプノール錠1mgの旧剤形である白色素錠の一部ロットで、長期安定性試験において溶出率の低下傾向が確認されたようです。

使用期限内に規格値を下回る可能性が考えられること及び低下傾向の原因が明らかでないため、念のため、現在流通している使用期限内の白色素錠「ロヒプノール®錠 1」、「ロヒプノール®錠 2」全製品を自主回収することといたしました。
現時点において、低下傾向は認められるものの規格の範囲内であり、重篤な健康被害が発生する可能性はないと考えられます。

これは大盤振る舞い?ですね。
問題となったロット以外でも、旧製剤(白色素錠)は全て自主回収の対象となるようです。
もちろん、期限内に限ると思いますが。
  
  

ロヒプノールの剤形変更

昨年行われたロヒプノールの剤形変更については過去に記事にしています。

睡眠薬の悪用を防ぐため、白色素錠から淡青色フィルムコーティング錠への変更が行われています。
旧包装が残っている薬局は、結果的に、これを機に新剤形に置き換えることが可能ですね。
  
中外製薬のホームページの案内文に、現在流通している旧剤形のロットが掲載されています。
http://chugai-pharm.jp/pr/notice/temporary/20161017.pdf
今回の自主回収は旧剤形の回収の意味合いもあるんじゃないかと思います。
メーカーの対応として、素晴らしいですよね。
  
青色の新剤形はすべてのロットが自主回収の対象ではありません。
念のため。

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