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薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~

調剤(保険)薬局の薬剤師が脳内で考えていることや仕事の中で得た知識をまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

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薬剤師の転職〜どうしてもこの薬局を辞めたい!と思ったときに

転職・リクルート

皆さん、調剤報酬改定の情報収集は進んでいますか?
今日はいつもと違うテーマの記事です。
この次期になると聞こえてくるのが転職の話。
後輩や友人から相談されることもありますが、このブログの読者から相談されることも多いです。
何で相談されるかというと、自分も転職を行ったことがあるからかもしれませんし、人事の仕事に関わったことがあるかもしれません。
ネット経由で来る相談は・・・何ででしょう?
  
どうしても今の薬局を辞めたい!転職したい!と思っている人に相談されるときによく話す内容をまとめてみます。
  
  

  
  
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何で転職することになったのか?

転職したいと思っている人は、
「何で転職したいの?」
と聞かれると、いろんな答えがあると思います。
よくあるものとして、

  • 休みが取れない
  • サービス残業が多い
  • 年収アップしたい

があります。
いわゆる雇用条件の改善を求めての転職ですね。
年収アップについては別ですが、休みの条件やサービス残業等の問題については、薬局であっても店舗の問題ではなく、会社組織全体の問題だったりするので、その会社のままだと達成するのは難しい可能性がありますね。
一時的な人材不足であれば、人が入ってくれば改善するかもしれませんが、「一時的」が何年も続いているような状態であれば、改善の可能性は薄いかもしれません。
こういった場合は、雇用条件がよい所というのは探しやすいので、転職することで改善できる可能性が高いです。
  
また、人間関係の問題もよく聞きます。

  • 店舗の雰囲気になじめない
  • 管理職として部下との関係を作るのに疲れた
  • 近隣Drとうまく付き合えないが異動させてもらえない
  • 上司からのパワハラが辛い

などですね。
こういったものについては、環境を大きく変える、つまり転職することで改善することが可能かもしれません。
もちろん、転職の際には、その会社自身がこういった問題について感心を持ち、何らかの対策・取り組みを行っているかどうかを見極める必要があります。
加えて、自分がこういった内容を相談された時には、「何でそうなったか」を聞くようにしています。
  
  

転職することになったのは自分が原因?

上に挙げたように、転職するのには、それぞれ様々な理由があると思います。
他にもいろんな理由が考えられますが、どんな理由であるにせよ、
「そういう状況になってしまったのには自分のどんなところが影響しているのか?」
を考えてみては?と提案するようにしています。
  
自分がどうしても転職したい会社でも、そこで楽しく働いている人もいっぱいいるはずです。
じゃあ、それは自分と何が違うのか?

  • 仕事に対する姿勢
  • 他のスタッフとのコミュニケーションのとり方
  • 仕事を安請け合いしすぎ
  • 自分の意見がはっきり言えない

様々な問題があります。
転職にいたったのはその会社に問題がある場合がほとんどだとは思います。
ですが、どんな場合でも、振り返り、突き詰めていくと、自分で何とかできた可能性が見えてくるはずです。
その原因を突き詰めておかないと、転職後にも同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いです。
転職なんて人生で何回もある話ではありません。
もちろん、何回してもいいのですが、できれば少ないほうがいい。
転職ってそれだけ疲れるものです。
そう考えれば、今の経験を次に活かせるように、自分の成長につながるようにしたほうがいいんです。
転職したいくらい悩んでいる人に、もっと悩め!って言っているようなもんですが、同じことを繰り返さないためにも大切なことです。
  
とこんな話をすると、転職を考え直す人も多いですね。
ひょっとしたら、相談する段階では、ただの愚痴なのかもしれませんが、どうせ転職するのであれば、もう一度、考え方を変えてやってみようと思うみたいです。
  
  

転職すれば素敵な職場に出会える?

転職したからと言って、それが正解かどうかはわかりません。
上に書いたように、自身の問題を突き詰めていなければまた同じことを繰り返してしまうかもしれません。
そうなってしまえば、慣れていた職場でなくなってしまった分、逆に辛いことばかりかもしれません。
また、元の職場では当たり前だったものがそうでなくなる可能性もあります。
  
転職原因に挙げた内容とも重なりますが、

  • 給与・賞与
  • 昇給の仕組み
  • 残業の考え方
  • 休日数
  • 有給取得の考え方
  • 研修体制

なんてものは、転職する前に確認できるのでいいとは思うのですが、それ以外の具体的な業務内容等でギャップを感じることがあるかもしれません。
  
当たり前のことが当たり前でなくなると、元の職場のほうが良かった!なんてことになってしまう可能性もあります。
何を大事にするかは人それぞれだと思うのですが、

  • レセプトコンピュータの違い
  • 調剤機器の導入具合やメーカーの違い
  • 安全管理に対する取り組み方の違い
  • 患者サービスへの考え方
  • スタッフに対する教育方針の違い

なんてものが影響してくる可能性はあります。
機械が苦手な人は、レセコンや調剤機器の違いに苦しむかもしれませんし、もともとのメーカーで当たり前にできたことがまったくできないなんてこと珍しくないんですよ。
え!?このメーカーはそんなことできないの!?危ないじゃん!なんてのもあります。
あえてメーカー名は挙げませんが・・・。
安全管理やスタッフ教育についても、元の会社が厳しすぎて止めた場合は、今度はゆるすぎてなじめないなんてこともあるかもしれませんね。
あと、元の会社では考えられなかったスタッフ間でのいじめなんてものがあるかもしれません。
そういった問題を少なくするために、薬局の見学は行うべきです。
  
  

見学することで見えてくるもの

薬局の見学は、気を使うし、体力も使うので大変かもしれません。
でも、その職場の雰囲気や実際に働いた後をイメージするには一番大切です。
もし、働きながらの就職活動であれば難しいかもしれませんが、ここを省略すると絶対に後悔します。
そして、できれば、平日の忙しい時間帯を見学の中に入れてもらうようにしてください。
会社によっては、断られる可能性があるかもしれませんが、忙しい時間帯こそ、その職場の雰囲気が見えると思います。
あとは、できるだけ長めの時間もいいかもしれませんね。
短時間であれば、みんな、いつもと違う、見学用の雰囲気かもしれません。
長時間となると必ず素の部分が見えてくるはずですよ。
  
ゆっくりした時間でも、みんながいい意味でリラックスしているか、ただダラダラしているかを見るだけでもその職場の雰囲気が見えてくると思います。
人間関係を気にするのであれば、特に雰囲気については見ていたいですよね。
スタッフの中に暗い顔をしている人がいたりしませんか?
そういったところも大事な要因かと思います。
  
  

職場探しは自分で行うべき?

考えに考え抜いて、転職を決意したのであれば、いよいよ行動です。
他の職場の友人や、業界のうわさ等で、気になる職場があれば、そこに直接面接に行くのも手だとは思いますが・・・。
これは正直おすすめしません。
もし、どうしても働きたい職場があって、そのために転職を決意したのであれば別ですが。
  
  

転職では悩むべき

当たり前の意見かもしれませんが、必ず複数の会社を見学してください。
1社目でどんなに素晴らしい会社に出会えたと思っても、その会社の素晴らしさを確認するくらいの気持ちでいいから、他の会社も3社くらいは考えてみてください。
会社の見学も複数行くことをお勧めします。
その際に、他の会社を考えていることを伝えても問題ないです。
向こうは決めてほしいので、今決めてもらえるならこの条件で・・・って言ってくるかもしれませんが、そこは自分が真剣に会社を選んでいることを伝えてください。
最後に決める前に確認しても同じ条件が出るかもしれませんよ(笑)
  
転職しているときは悩んでいる条件です。
今の自分の環境から開放されたい。
でも、その後も働いていける、生活していける職場はあるだろうか。
そんな状態なので、視野が狭くなっている可能性は否定できません。
一筋の光が見えたとしてもそこにすぐ飛びつくのは危険です。
しっかり確認をして、目の前の視野を広げて、やっぱり一番輝いていたと思えるところを選ばないといけません。
  
  

紹介会社の利用

で、紹介会社の利用になります。
自分以外の客観的な意見を言ってくれる相手として、紹介会社を利用することは絶対お勧めです。
相手は転職のプロですし、転職する側からすれば無料なので(雇う側にお金は請求されます)、これを使わない手はありません。
また、客観的な評価をしてくれるので、こちらの要望に対して無理なことは無理とも言ってくれます。
  
ただ、紹介会社の担当が自分に合うか合わないかは運次第かもしれません。
なので、自分に合わないと感じれば、1社だけでなく、他の紹介会社を頼ることも考えてください。
紹介会社の担当者に気をつかって転職するなんて状況にはならないように!
  
あと、薬局業界は非常に狭いので非公開の求人も多いです。
そういったものは紹介会社に登録しないと情報を得ることができないので、そういった意味でもおすすめですね。
  

紹介会社の正しい使い方

でも、その担当者が本当に自分に合っているかどうかなんてどうやって判断するの?
と思うかもしれません。
これが答えかどうかはわかりませんが、「わがままかなとか、低レベルかな、無理かなと思うことも恥ずかしがらずに相談してください」
その対応で自分に合う担当者かどうかがわかると思います。
無理なことは無理といいながらも、自分の要望に対して真摯に対応してくれる人が理想なんじゃないかなと思います。
あと、年収の交渉なんかも、自分の言いたいことを言える担当者じゃないと、結局意味がないですよね?
間に入ってもらうことで、交渉を行ってもらうのが本来の目的なのに、そこに気を使っていたら、自分が直接会社と話しているのとあまり変わりません。
  
紹介会社と付き合うために、こちらは希望することを何でも言うのが大事ですし、担当者はそんな自分と紹介できる会社のすりあわせを行うのが仕事です。
  
  

紹介会社が得する会社ばかり紹介されるのでは?

紹介会社を利用すると、その会社と仲の良い会社ばかりが紹介されるんじゃないか?
という懸念があると思います。
たしかに、紹介会社からしても、自分たちが仲のよい会社を紹介しやすいのは確かです。
ですが、紹介会社は転職に成功したらすぐに転職先の会社から報酬をもらえるわけでなく、一定期間離職しないで初めて報酬がもらえるようになっているんです。
なので、自然と離職率の多い会社は紹介されにくくなりますし、転職希望者が長く働ける会社を紹介するように努力してくれるというわけです。

個人情報は守られる?

これについても安心してもらって大丈夫です。
現職に知られてしまうんじゃないかとか色々不安になることもあるかもしれませんが、個人情報については、当然のことながらしっかり守ってくれます。
気になるのであれば、最初の段階で、
どのようなタイミングで、どんな情報が相手に伝わるかを確認しておいてはどうでしょうか?
  
  

紹介会社の選び方?

薬剤師の転職というのは、一般の転職と異なります。
免許があるので、基本、売り手市場であったり、職場に求める内容も特殊です。
なので、それ専門の経験が多い紹介会社をお勧めします。
個人的にお勧めする会社を以下に挙げておきます。
ただ、上にも書きましたが、自分の求める担当者に当たるかどうかが大事なので、まずは、担当者と何回か話して、それからその紹介会社で進めていくかどうかを決めてくださいね。  
  
とりあえず、今回はこれくらいで。
ただ、転職するかどうかは別として、悩んでいる人はその悩みを一人で抱えたまま、苦しまないでいて欲しいなと思います。
友人でもいいし、紹介会社の人でもいいし、こちらにメールしてもらってもいいので(笑)
今の悩みが将来振り返って、「あれがあったので今の自分がある」というものになればいいですね。

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