薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。
一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。
2020年11月からURLが変更となりました。(新URL https://yakuzaishi.love)
  

ハーボニーが承認〜平成27年7月3日付で承認された医薬品

m3.comで基礎知識を高めよう
薬剤師の脳みそではm3.comへの登録をお勧めしています。
メルマガやアプリで医薬ニュースを閲覧できるので、毎日医療ニュースに触れることができます。しっかり読む時間がなくても少しずつ知識をたくわえることができ、それが基礎的な力になります。未登録の方は無料登録できるので、是非、下のリンクから登録してください。

(ここからが記事本文になります)

平成27年7月3日付で色々な薬剤が承認されています。
目玉はやはり、セログループ1型C型慢性肝炎に対するソホスブビル配合剤ハーボニー配合錠ですね。

  • オフェブカプセル(一般名:ニンテダニブエタンスルホン酸塩)→特発性肺線維症
  • ハーボニー配合錠(一般名:レジパスビルアセトン付加物/ソホスブビル)→セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
  • ファリーダックカプセル(一般名:パノビノスタット)→再発又は難治性の多発性骨髄腫
  • プラケニル錠(一般名:ヒドロキシクロロキン)→皮膚エリテマトーデス、全身性エリテマトーデス
  • アコアラン静注用(一般名:アンチトロンビンガンマ(遺伝子組換え))→先天性アンチトロンビン欠乏に基づく血栓形成傾向,アンチトロンビン低下を伴う播種性血管内凝固症候群(DIC)
  • ザイヤフレックス注射用(一般名:コラゲナーゼ クロストリジウム ヒストリチクム)→デュピュイトラン拘縮
  • トルリシティ皮下注アテオス(一般名:デュラグルチド)→糖尿病(週1回投与)
  • ヤーボイ点滴静注液(一般名:イピリムマブ(遺伝子組換え))→根治切除不能な悪性黒色腫
  • ランタスXR注ソロスター(一般名:インスリングラルギン(遺伝子組換え))→糖尿病



やはり、ハーボニーが気になりますね。
過去記事にもまとめてあります。
ソホスブビルの大本命!ハーボニー配合錠の審議が間近~平成27年5月28日 薬食審第二部会 - 薬剤師の脳みそ

© 2014- ぴーらぼ inc. プライバシーポリシー