薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~

調剤(保険)薬局の薬剤師が脳内で考えていることや仕事の中で得た知識をまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

投与日数に制限のある薬

突然ですが、投与日数制限についてまとめておきます。
何故急にって話ですが、それは明日の記事が理由です。

現在、投与制限のある医薬品は、

  • 麻薬
  • 向精神薬
  • 新薬

の3種類です。

投与日数制限の歴史

平成14年3月31日までは、医薬品の投与期間は基本的に14日間とされており、特定の疾患とそれに対する医薬品のみ、30日間の長期投与が認められていました。
それが平成14年度診療報酬改定で解除され、麻薬・向精神薬・新薬以外については日数の制限のない、長期投与が可能となりました。

さらに、平成20年度診療報酬改定、平成24年度診療報酬改定に合わせて、多くの麻薬や向精神薬の投与日数制限が見直され、より長期の投与が可能となり、現在に至ります。

投与日数制限のある向精神薬・麻薬の一覧

新薬については別の形でまとめます。

投与日数制限のある麻薬

14日間の投与日数制限(麻薬)
  • アヘン
  • エチルモルヒネ塩酸塩
  • アヘンアルカロイド
  • オキシコドン塩酸塩水和物(注射薬)
  • 複方オキシコドン
  • ペチジン
  • フェンタニルクエン酸塩(内服)
  • オキシメテバノール
  • メサドン塩酸塩
  • タペンタドール塩酸塩

30日間の投与日数制限(麻薬)
  • オキシコドン塩酸塩水和物(内服)
  • コデインリン酸塩
  • ジヒドロコデインリン酸塩
  • モルヒネ塩酸塩
  • モルヒネ硫酸塩
  • フェンタニル
  • フェンタニルクエン酸塩(注射、貼付剤)


投与日数制限のある向精神薬

14日間の投与日数制限(向精神薬)
  • アモバルビタール
  • クロラゼプ酸二カリウム
  • ジアゼパム(坐剤)
  • バルビタール
  • フェノバルビタール(坐剤)
  • ブプレノルフィン塩酸塩(坐剤、貼付剤)
  • ブロマゼパム(坐剤)
  • ペンタゾシン
  • ペントバルビタール
  • マジンドール
30日間の投与日数制限(向精神薬)
  • アルプラゾラム
  • エスタゾラム
  • オキサゾラム
  • クアゼパム
  • クロキサゾラム
  • クロチアゼパム
  • クロルジアゼポキシド
  • ゾルピデム酒石酸塩
  • トリアゾラム
  • ニメタゼパム
  • ハロキサゾラム
  • ブプレノルフィン塩酸塩(注射)
  • プラゼパム
  • フルジアゼパム
  • フルニトラゼパム
  • フルラゼパム塩酸塩
  • ブロチゾラム
  • ブロマゼパム(内服)
  • ペモリン
  • メダゼパム
  • メチルフェニデート塩酸塩
  • モダフィニル
  • ロフラゼプ酸エチル
  • ロラゼパム
  • ロルメタゼパム
  • クロルプロマジン・プロメタジン配合剤
  • メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール配合剤
  • プロキシフィリン・エフェドリン配合剤

90日間の投与日数制限(向精神薬)
  • ジアゼパム(内服)
  • ニトラゼパム
  • フェノバルビタール(内服)
  • クロナゼパム
  • クロバザム
  • フェニトイン・フェノバルビタール配合剤