薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

ネオメドロールEE軟膏の一時製造中止による影響

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。

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すでにご存知の方も多いかと思いますが、ネオメドロールEE軟膏(一般名:フラジオマイシン硫酸塩・メチルプレドニゾロン配合軟膏)が一時製造中止となっています。
この影響を受け、他のステロイド含有眼軟膏も出荷調整に入っています。

ネオメドロールEE軟膏の一時製造中止

ネオメドロールEE軟膏の原料の一つであるフラジオマイシン塩酸塩の純度が規格外となったため、代替ロットが準備されるまで一時的に製造が中止されています。
流通の再開は来年、2015年の5月上旬ごろ!
少なくとも四ヶ月はネオメドロールEE軟膏が手に入らないと言うことになります。

抗生物質とステロイドの配合剤

ネオメドロールEE軟膏(EEはEyeとEar)はステロイドだけでなく、フラジオマイシンも含みます。
そのため、湿疹にも感染にも効くので使いやすいと言うところがあるのかもしれません。

ネオメドロールEE軟膏の代替薬

ネオメドロールEE軟膏と同じステロイドと抗生物質の配合眼軟膏として、

  • 眼・耳科用リンデロンA軟膏(一般名:リン酸ベタメタゾンナトリウム・硫酸フラジオマイシン配合軟膏)

が挙げられます。

ステロイド眼軟膏

次にステロイド単剤の眼軟膏として、

  • プレドニン眼軟膏(一般名:酢酸プレドニゾロン軟膏)
  • サンテゾーン眼軟膏(一般名:デキサメタゾン軟膏)

があります。

抗生物質眼軟膏

抗生物質単剤の眼軟膏としては、

  • タリビッド眼軟膏(一般名:オフロキサシン軟膏)
  • エコリシン眼軟膏(一般名:ラクトビオン酸エリスロマイシン・コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム)

があります。

代替となる点眼液

  • 点眼・点鼻用リンデロンA液(一般名:ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム・フラジオマイシン硫酸塩液)

が挙げられます。

代替薬も出荷調整

代替薬も出荷調整に入ったという情報が入ってきました。
中には一時的なもので年明けには解消しているものもあるかもしれませんが、平成26年12月29日の段階で出荷調整に入ったと言う話を聞いたものを挙げておきます。

  • 眼・耳科用リンデロンA軟膏
  • プレドニン眼軟膏
  • タリビッド眼軟膏
  • 点眼・点鼻用リンデロンA液


今のところ、後発医薬品であるプレドニゾロン眼軟膏やオフロキシン眼軟膏については大丈夫のようですが、年明けにも出荷調整となるかもしれません。
普段、使用しているようであれば、処方元の先生と相談しておかないといけませんね。

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