薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

週刊医療ニュース~平成26年7月第1・2週

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。

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今回はまとめて二週間分です。

SGLT2阻害剤と皮膚障害



症例数がはっきりしないので何とも言えませんが、アプルウェイ•デベルザ(一般名:トホグリフロジン)では皮膚障害なし。
ルセフィ(一般名:ルセオグリフロジン)では皮膚障害がけっこう多いです。
スーグラ(一般名:イプラグリフロジン)、ルセフィでは皮膚障害が多く、フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)では少なく、アプルウェイ•デベルザではなし。
この差が何を物語るのか…。
いずれにしても、皮膚障害には注意が必要です。
また、今は季節的に脱水症状にも特に注意が必要ですね。

さて、そんなSGLT2阻害薬に早くも合剤のお話が。


サノフィと武田薬品が糖尿病領域でタッグを組むことから出てきたこの話。
両社ともに糖尿病薬を多く揃えていますが、サノフィはDPP4阻害剤を持たず、武田はSGLT2阻害剤を持たないことから利害が一致したんだと思います。

新たなC型肝炎治療薬承認!


ダクルインザ錠(一般名:ダクラタスビル塩酸塩)は国内初のHCV NS5A複製複合体阻害剤となります。
HCV NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤であるスンベプラカプセル(一般名:アスナプレビル)と併用することで、IFNを用いることなく、SVR24達成84.7%との結果を出しています。
IFNに対する認容性がなく、治療を断念していた患者さんにとって期待の薬となります。
ですが、IFNなしは耐性化が怖い気もします。
使用の見極めが大事になりそうですね。
これについては近いうちに詳しくまとめたいと思います。

スミスリンローション発売決定


ダニを原因とする疥癬の外用治療薬の発売がようやく決定です。

ソブリアードに重大な副作用追加


敗血症と脳出血が追加です。
いずれも、死に至る重篤な副作用のため、初期症状の伝達など、副作用回避が重要になりますね。

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