薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。何卒、ご理解ください。   

リクスミア皮下注

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⭐リクスミア皮下注300μg(一般名:リキシセナチド、サノフィ)

GLP-1受容体作動薬です。
すでに日本では、リラグルチド(商品名:ビクトーザ)、エキセナチド(商品名:バイエッタ/ビデュリオン)が発売されているので3成分目(4薬剤目)になります。
最大の特徴は、GLP-1受容体作動薬として初めて、持効型インスリン製剤との併用が可能なこと。
単独療法、経口血糖降下薬との併用療法、基礎インスリンとの併用投与について有効性と安全性を確認するために実施したGetGoal試験に基づいて申請されました。
ですので、効能・効果は、
「2型糖尿病(ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る
�食事療法、運動療法に加えてSU剤(ビグアナイド系薬剤との併用を含む)を使用、
�食事療法、運動療法に加えて持効型溶解インスリン製剤(SU剤との併用を含む)を使用)」
となっています。

用法・用量は、「1日1回、朝食または夕食前に皮下注」
ちなみに、ビクトーザは「1日1回朝又は夕に皮下注射」、
バイエッタは「1日2回朝夕食前に皮下注射」、
ビデュリオンは「1週間に1回皮下注射」となっています。

リラグルチドは他のGLP-1受容体作動薬との直接比較をしていないようなので、優劣を比較するのは難しいようですが、持効型インスリンと併用できるのは大きいです。
一週間に一回の徐放型製剤ビデュリオンと基礎インスリン併用のリクスミアが2強になるのではないかと思います。

ちなみに、海外での承認状況ですが、欧州で承認済み、米国では申請中のようです。

もう手放せない! GLP-1受容体作動薬 ―どのような症例に,どう使うべきか?

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