薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

リクスミア皮下注

勉強法で悩んでいる薬剤師の方へ

知識の身に付け方は2種類あります。

1つはすぐに活用できる知識。現在の業務の中で必要とされる知識です。身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、忘れることもありません。

もう1つはすぐには活用できない知識です。身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。ただし、この知識こそが薬剤師としての基礎的な力になります。

普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは記憶力を必要としますし、モチベーションを維持するのも大変です。そのため、習慣的に新しい知識を取り入れることを生活の一部にすることが大切になります。薄い知識でも重ねていくことで自然と少しずつ、自分の力として身についていきます。
そこで当サイトではm3.com薬剤師会員登録をオススメしています。

内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。

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⭐リクスミア皮下注300μg(一般名:リキシセナチド、サノフィ)

GLP-1受容体作動薬です。
すでに日本では、リラグルチド(商品名:ビクトーザ)、エキセナチド(商品名:バイエッタ/ビデュリオン)が発売されているので3成分目(4薬剤目)になります。
最大の特徴は、GLP-1受容体作動薬として初めて、持効型インスリン製剤との併用が可能なこと。
単独療法、経口血糖降下薬との併用療法、基礎インスリンとの併用投与について有効性と安全性を確認するために実施したGetGoal試験に基づいて申請されました。
ですので、効能・効果は、
「2型糖尿病(ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る
�食事療法、運動療法に加えてSU剤(ビグアナイド系薬剤との併用を含む)を使用、
�食事療法、運動療法に加えて持効型溶解インスリン製剤(SU剤との併用を含む)を使用)」
となっています。

用法・用量は、「1日1回、朝食または夕食前に皮下注」
ちなみに、ビクトーザは「1日1回朝又は夕に皮下注射」、
バイエッタは「1日2回朝夕食前に皮下注射」、
ビデュリオンは「1週間に1回皮下注射」となっています。

リラグルチドは他のGLP-1受容体作動薬との直接比較をしていないようなので、優劣を比較するのは難しいようですが、持効型インスリンと併用できるのは大きいです。
一週間に一回の徐放型製剤ビデュリオンと基礎インスリン併用のリクスミアが2強になるのではないかと思います。

ちなみに、海外での承認状況ですが、欧州で承認済み、米国では申請中のようです。

もう手放せない! GLP-1受容体作動薬 ―どのような症例に,どう使うべきか?

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