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薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~

調剤(保険)薬局の薬剤師が脳内で考えていることや仕事の中で得た知識をまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

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   ↓ そろそろ改定に向けて情報収集を行う時期ですね
【どうなる!? 2025年の薬局薬剤師】薬剤師が知っておくべき2018年度診療報酬・介護報酬ダブル改定

処置薬・検査薬

「イソジン液を処方したいんだけど可能ですか?」
という電話がとある病院からかかってきました。
「う〜ん・・・。聞くってことは処置に使うってこと?」
処置薬として用いられる消毒薬(オスバン液・ヒビテン液・イソジン液等)は院内における診療報酬の処置料に含まれるため、原則として院外処方されることはない。

「というわけで処方は無理ですよ」

よくよく聞いてみると、どうやら、在宅の患者さんに処方したかったらしい。
往診→創傷処置を行いながら、家族にやり方説明→明日からのイソジン液は処方
という流れ?

結局、病院の方でイソジン液はお渡しすることになったみたい。


もともと、別の薬が出る予定だったので、処方せん料は元々とる予定。
その処方の中にイソジン液が入るかどうかという問題。
ひょっとして、明日以降のイソジン液の薬剤料は病院は請求できない?

と考えると、要は処置料をとるか、イソジン液60mLの薬剤料をとるかってことだったのかなあ?

創傷処置→最低でも45点 > イソジン液60mL 170円
そりゃ、処置料でしょ。
なんとなく(自分の中で勝手に)納得。


詳しく追求していないので、『処方は無理ですよ』以下は自分の妄想です。


ちなみに、処置料を算定していない場合は以下のとおり。

ただし、処置料を算定していない場合は、消毒薬が院外処方され、薬剤料を算定することができる。その場合は、院内で処置料が算定されていないこと薬事法の効能・効果に基づいた消毒薬が選択されていること用法・用量・使用部位・詳しい使用方法が処方せんに記載されていることが必要である。器具の消毒、手指の消毒のみに使用される場合は、院外処方せんの発行は認められない。


同じようなパターンで検査薬があります。
よくあるのは、大腸ファイバー前のラキソベロン液やプルゼニド。
これについては以下のとおり。

検査用薬(ニフレック・マグコロール・検査のために服用するプルセニド等)は院内における診療報酬の検査料に含まれるため、原則として院外処方されることはない。

もし、処方せんを発行するとしたら、
・病院は処方せん料は取れない
・薬局は薬剤料のみ算定可能(調剤基本料、調剤料、薬歴管理料はダメ)
ってことです。

怪しいなあと思ったら疑義照会を。

うちに来た処方では、
セロケン(20)  1T  1日1回 朝食後  1日分
 ※CT検査当日の朝に服用

ってのがありました。
思いっきり、検査薬扱いですね。
疑義照会したら、処方せん料を算定していたようで、
「次回、返金させていただきます」
って話でした。


なかにはわかりにくいものもあるんじゃないのかなあ・・・?
って言うか、病院も薬局も知らず、気づかず、普通に算定していることなんてよくある話?
どうなんでしょうね?