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薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~

調剤(保険)薬局の薬剤師が脳内で考えていることや仕事の中で得た知識をまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

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ケアラム/コルベットによる無顆粒球症など〜平成29年1月10日添付文書改訂指示

平成29年1月10日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 ケアラム/コルベットによる無顆粒球症などが追記されます。

プロマックによる銅欠乏、ザイロリックによるDIHSなど〜平成28年11月22日添付文書改訂指示

平成28年11月22日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は、プロマック(成分名:プラプレジンク)による銅欠乏症、ザイロリック(成分名:アロプリノー…

ワーファリンとフロリードゲル経口用が併用禁忌に!スタチン系薬などに添付文書改訂指示

平成28年10月18日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用について、医療従事者に注意を促すため添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回、一番大きい改訂は、ワーファリンとフロリードが併用禁忌になったことだと思います。

アスピリン不耐症とアスピリン喘息

アスピリン不耐症(aspirin-intolerance)というと一見何のことか分かりくいですが、アスピリン喘息を知らない薬剤師はいないと思います。 NSAIDsにより喘息発作が引き起こされるというものです。 アスピリン喘息の場合、飲み薬に限らず、湿布等の外用薬でも…

ジプレキサ、ダイアート、グレースビット、グリベックなどに添付文書改訂指示

平成28年8月4日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は、ジプレキサ(成分名:オランザピン)による薬剤性過敏症症候群、ダイアートによる無顆粒球症と…

FDAによるフルオロキノロン系抗菌薬への警告

平成28年7月26日、米食品医薬品局(FDA)はフルオロキノロン系抗菌薬、いわゆるニューキノロン系抗菌薬への警告を強化するため、ラベル改定を了承したそうです。 対象となるのは全身用フルオロキノロンということで、内服薬と注射薬が対象で、点眼薬や点耳薬…

リウマトレックスとフォリアミン〜特殊な投与方法の理由は?

(2014年1月11日の記事でしたが、加筆修正を行いました) リウマトレックス(一般名:メトトレキサート)を服用している患者さんには、必ずではないですが、かなりの確率でフォリアミン(一般名:葉酸)が一緒に処方されています。 なぜ、葉酸を併用する必要…

ボルタレン消化管閉塞、ソバルディ・ハーボニー脳血管障害、ヴィキラックス急性腎不全など〜添付文書の改訂指示

平成28年7月5日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回はボルタレン(成分名:ジクロフェナクナトリウム)による消化管の狭窄・閉塞、ベピオゲル・デュアック…

ビスホスホネート系薬剤7成分に外耳道骨壊死など〜添付文書改訂指示

平成28年5月31日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 ダイドロネル、ボナロン、フォサマック、アクトネル、ベネット、ボノテオ、リカルボン、ボンビバ等のビス…

イグザレルト・リクシアナ・エクア・ラピアクタ等に添付文書改訂指示

平成28年4月21日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 イグザレルト、リクシアナ、エクア、ラピアクタ、ガバペン、ディレグラ等に重大な副作用が追記されます。

エコノミークラス症候群のリスクとなる薬剤について

熊本地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 まだ余震が続いており不安な状況が続いているとは思いますが、一日も早い復興・復旧をお祈りしています。 熊本地震の報道の中で、震災関連死の原因となるエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)…

ロキソニンで腸閉塞・ラシックスで間質性肺炎など~添付文書改訂指示

平成28年3月22日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用について、医療従事者に注意を促すため添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回訂正が行われる予定の中で、薬局として注目したいのは、ロキソニン、ラシックス、ベタニスに…

ピボキシル基を有する薬剤の添付文書改定~低カルニチン血症とピボキシル基

2015年10月、一部のピボキシル基を有する薬剤の添付文書改訂が行われました。 使用上の注意 重要な基本的注意に「血清カルニチンが低下する先天性代謝異常であることが判明した場合には投与しないこと」という文章が追加されました。 元々、小児に対するピボ…

酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症 高齢者は慎重投与に〜厚生労働省から添付文書改訂指示

平成27年10月20日、厚労省医薬・生活衛生局は、新たな副作用について、医療従事者に注意を促すため添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。その中で、個人的に一番目を引いたのは、酸化マグネシウムの高マグネシウム血症に関するものです。

SGLT2阻害剤の重大な副作用にケトアシドーシス・敗血症追記~添付文書改定指示

平成27年9月15日、厚生労働省医薬食品局は新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の改訂を指示しました。 平成27年度指示分 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 その中で、SGLT2阻害剤(6成分、7品目)の重大な副作用に、ケトアシドーシス・…

メマリーで横紋筋融解症、イナビル•リレンザは牛乳アレルギーに注意

平成27年8月6日、厚生労働省医薬食品局は新たな副作用が確認された医薬品について、添付文書の改訂を指示しました。 平成27年度指示分 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 その中でメマリーに横紋筋融解症の副作用追加、イナビル•リレンザは慎重投与に牛…

アジルバ・プラビックス・サインバルタ・ダクルインザ・スンベプラに重大な副作用追加

平成27年4月23日、厚労省医薬食品局は、新たな「重大な副作用」が確認された医療用薬について、添付文書の改訂を指示しました。 今回、改訂が指示された医薬品のうち、薬局で使用されるものは、アジルバ、プラビックス、サインバルタ、ダクルインザ、スンベ…

イグザレルト(リバーロキサバン)の腎障害患者投与時の指標

「来週、検査を受けるので、その日の朝はイグザレルト以外を飲んで、イグザレルトを持って受診するように言われたんだ。わかりやすいように分けてもらっていい?」 最近、そんな話を聞くことが増えました。 検査を受ける人は、イグザレルト(一般名:リバーロ…

ノバルティスファーマへの業務停止命令

昨年発覚したノバルティスファーマの副作用報告遅延。 それにより、厚生労働大臣より業務停止命令処分を受けることになっていたのですが、その詳細が決定しました。 第一種医薬品(処方箋医薬品)の製造販売に関する業務停止命令で、期間は15日間、平成27年3…

タケキャブ発売~P-CABと従来型PPIの比較

平成27年2月26日、新規プロトンポンプインヒビター(Proton Pump Inhibitor:PPI)であるタケキャブ(一般名:ボノプラザン)の販売が開始されます。 採用となる薬局と多いと思いますが、いつ処方が出てもいいように、世界初となるP-CAB(Potassium-Competit…

アレジオンドライシロップ使用上の注意改訂~フェニルケトン尿症とアスパルテーム

平成27年1月、アレジオンドライシロップ(一般名:エピナスチン)の添付文書の使用上の注意の改訂が行われました。 内容としては、慎重投与に「フェニルケトン尿症の患者」が加わりました。

ラミクタール(ラモトリギン)にブルーレター~「使用上の注意」の改訂及び「安全性速報」の配布

平成27年2月4日、厚生労働省は、抗てんかん薬・双極性障害治療薬「ラミクタール錠」が投与された患者において、死亡例を含む重篤な皮膚障害の報告が相次いでいることを踏まえ、添付文書の「使用上の注意」の改訂と、「安全性速報(ブルーレター)」の配布を…

ソブリアードにブルーレター発出

平成26年10月24日、C型肝炎治療薬であるNS3/4Aプロテアーゼ阻害剤ソブリアードカプセル(一般名:シメプレビル/SMV)にブルーレター(安全性速報)が発出されました。 PEGインターフェロン(PEG-IFN)、リバビリン(RBV)と組み合わせた3剤併用療法(SMV/PEG…

SGLT2阻害薬服用中の死亡例報告~これまでの中間報告も振り返る

SGLT2阻害剤が発売されてから半年が経過しました。 ナトリウムグルコース共輸送担体2(SGLT2)を阻害することで、糖の尿中排泄を促進するという新作用機序を持つこの薬剤、糖尿病の患者さんが多い薬局では処方に触れることも多いと思います。 ですが、最初に…

妊娠中のARB・ACE阻害剤の使用について〜妊娠高血圧症から授乳まで

平成26年9月11日、PMDAから医薬品適正使用のお願いが公開されました。 「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(ARB)及びアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の妊婦・胎児への影響について」 http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/tekisei_pmda_10.pdf…

メトホルミンと乳酸アシドーシス〜メトグルコとメルビンの違い

とある薬局での会話。 「この先生、メデット(一般名:メトホルミン)とメトグルコ(一般名:メトホルミン)の両方を使うんだけど何でだろう?」 「よくわからないね。1日3回のときはメトグルコが多い気もしたけどそうとも限らないし・・・。気分で変えてた…

ベガモックス点眼液と不整脈〜アベロックスを思い出す

近くの眼科は白内障の手術前にベガモックス点眼液0.5%を三日間使用します。 なのに今日はクラビット点眼液1.5%が処方。 患者さんと話してみても、白内障の手術予定。 併用薬を聞いてみて、何となく意味がわかりました。

イグザレルトと間質性肺炎

抗血液凝固薬 Xa阻害剤のイグザレルト(一般名:リバーロキサバン)服用中の間質性肺炎について、適正使用情報が発行されました。 http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201401_1.pdf 2012年の発売以来、13例が報告されており、中には…

ファシグリファム開発中止!

昨年末のニュースになりますが、武田薬品がfasiglifam(開発コード:TAK-875)の開発を中止すると発表しました。

バルプロ酸ナトリウムと脱毛

セレニカR錠(一般名:バルプロ酸ナトリウム)が飲み込みにくいからとセレニカR顆粒に変更になった患者さん。 二ヶ月後、セレニカRの処方自体が消えました。 顆粒は顆粒で飲みにくかったか…と思い質問すると。 「この薬になってから髪の毛が抜けるのよ。錠剤…

BRONJについて考える

以前、BRONJに関する研究を行ったことがあります。 BRONJ = Bisphosphonate Related OsteoNecrosis of the Jaw 日本語に訳すとビスホスホネート関連顎骨壊死、ビスホスホネート薬剤(BP剤)により引き起こされる顎の骨の炎症、壊死です。 BRONJについての情…

PPIとクロストリジウム-ディフィシル(Clostridium difficile)と偽膜性大腸炎と。

アストラゼネカのMRちゃんがいらっしゃいました。 今回はネキシウム(一般名:エソメプラゾール)とオメプラール(一般名:オメプラゾール)の添付文書改定について。 併用禁忌として新たにリルピビリン(商品名:レイアタッツ)が追加されたのはいいとして……

上眼瞼溝深化

ファイザーさん来局。 ファイザーさんでも眼科領域の方のMRさん。 ラタノプロスト点眼液(商品名:キサラタン/配合剤としてザラカム)の添付文書改定です。 副作用追加。 5.眼:角膜(頻度不明) ヘルペス性角膜炎 7.眼:眼瞼(頻度不明) 眼瞼溝深化

ALTITUDE試験中止によるアリスキレンへの禁忌追加

昨年末、ノバルティスよりALTITUDE試験が中止が発表されました。 それに伴い、今回、ついにアリスキレン(商品名:ラジレス)に禁忌が追加となりました。

collagenous colitis

「ランソプラゾールいくと下痢になることがあるよな?」 4年くらい前でしょうか?Drから急に言われました。 当時は何のことかさっぱりわからず、 「そうですか?そんなにいますかね?」 と回答し、その話はそのまま終わってしまいました。