薬剤師の脳みそ

調剤(保険)薬局の薬剤師が日々の仕事の中で得た知識や新薬についての勉強、問題を解決する際に脳内で考えていることについてまとめるblogです。できるだけ実用的に、わかりやすく、実際の仕事に活用できるような情報になるよう心がけていきます。基本的に薬剤師または医療従事者の方を対象としています。

このブログは薬局で働く薬剤師を中心とした医療従事者の方を対象に作成しています。一般の方が閲覧した際に誤解を招くことのないように配慮しているつもりですが、医療従事者の方へ伝えることを最優先としています。何卒、ご理解ください。   

くすり・DI

インターフェロンとリバビリンの併用療法について

C型肝炎シリーズもやっとここまでたどり着きました。 インターフェロン(IFN)とリバビリン(RBV)の2剤併用療法です。 プロテアーゼ阻害剤が発売されるまではこれがC型慢性肝炎治療のスタンダードでしたね。

C型肝炎に用いるIFNまとめ

インターフェロンとリバビリンの併用療法についてまとめるつもりだったのですが、その前に再度、C型肝炎治療に使用するインターフェロンをまとめておこうと思います。 自分も不勉強な部分が多かったので、できるだけすっきりまとめようと思います。

レベトールとコペガス

レベトールカプセル200mg(MSD)とコペガス錠200mg(中外製薬)。 どちらもリバビリンを有効成分とし、 インターフェロンとの併用で今やC型肝炎の標準治療として用いられる薬剤です。 でも実は、1970年くらいからある薬ってことご存知ですか?

トビエースと頻尿治療薬

発売からそろそろ一年がたちますので、大きい病院などでもそろそろ採用されるのでしょうか? 過活動膀胱(OAB/overactive bladder)治療薬のトビエース錠(一般名:フェソテロジンフマル酸塩)です。 デトルシトールカプセル(一般名:酒石酸トルテロジン)…

ロイケリンとイムラン

潰瘍性大腸炎でイムラン(アザニン、一般名:アザチオプリン)を使用していた患者さんですが、どうも効果不十分な様子でした。 次、来局したときの処方はロイケリン散10%(一般名:メルカプトプリン)。 色々疑問があります。

フェマーラで不妊治療

ある日の服薬指導中。 若い女性の患者さんから質問を受けました。 「たまにフェマーラという薬を飲むことがあるんですが、問題ないでしょうか?」 たまに・・・? たまにフェマーラってどういうこと?

シダトレン スギ花粉舌下液と減感作療法

まだまだ真冬、春はまだまだ。 と思っている人も多いと思いますが花粉症の方にとってはもうすぐ春…なのだと思います。 花粉症の中でもスギを原因とするのごスギ花粉症。 日本人のうち約25%がスギ花粉症と言われています。 つまりは四人に一人の割合でスギ花…

インフルエンザ 2013-2014

インフルエンザの患者さんが少しずつ増えてきましたね。 とは言っても、地域性があるものです。 まだ一人もインフルエンザの患者さんに接してないという人もいれば、 毎日、何人かはインフルエンザの患者さんと接しているという人もいると思います。 流行シ…

SGLT2阻害薬その2〜SGLT1/2阻害薬

昨日のつづきです。 SGLT2阻害薬その1〜スーグラ承認 - 薬剤師の脳みそSGLT1/2阻害薬のLX4211(レキシコン)が開発中と紹介しました。 SGLT2阻害剤はわかるけど、SGLT1阻害剤ってなんでしょう? その説明の前に、もう少し詳しくSGLT2阻害剤を掘り下げていき…

SGLT2阻害薬その1〜スーグラ承認

昨年11月末の話になりますが、ついに国内初の選択的SGLT2阻害剤 スーグラ(一般名:イプラグリフロジン L-プロリン/アステラス製薬)の承認が了承されました。今月(1月)承認、4月収載予定となっています。 若干、今更感はありますが、武田薬品のGPR40作動…

スピリーバレスピマットが喘息の適応を追加申請

1月6日、ベーリンガーインゲルハイムはスピリーバレスピマット(一般名:チオトロピウムレスピマット)について、気管支喘息の適応を追加申請しました。 抗コリン薬(ムスカリン受容体拮抗薬)であるスピリーバですが、現在は「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支…

ファシグリファム開発中止!

昨年末のニュースになりますが、武田薬品がfasiglifam(開発コード:TAK-875)の開発を中止すると発表しました。

プラザキサとイグザレルトとエリキュース

一年ほど前にイグザレルトについてまとめたことがありました。イグザレルト - 薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~読み返してみるとあまりにも不勉強だったと恥ずかしくなりました。 イグザレルトの処方も随分経験していますので、今回、改めてプラザ…

ティーエスワンの隔日投与

最近、OD錠が発売されたティーエスワン(TS-1/成分名:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)ですが、いまいち患者さんの評判がよろしくないです。 錠剤なのでカプセルより小さいし、OD錠なのですぐ溶けるのでご高齢の方には飲みやすいかなと…

ケイツーシロップと乳児ビタミンK欠乏性出血症

医療従事者でなくとも、1989年以降に出産をされたお母さん方は病院でお子さんにシロップを飲ませてもらった記憶があるんじゃないでしょうか? 以前は、 出生後哺乳が確立した時点 退院時(生後一週間) 一ヶ月検診の際 この計3回投与されるのがほとんどでし…

ラベキュア/ラベファイン

ついに・・・というか、やっと。 やっとランサップ/ランピオン以外のピロリ除菌のパック製剤が発売されます。 タケプロンを擁する武田薬品がランサップを販売したのが2002年。 二次除菌に対するランピオンを販売したのが2010年。 そして2013年、エーザイがラ…

エクセグランとトレリーフ

メネシットを服用している患者さんにビ・シフロール(成分名:プラミペキソール)が追加になりましたが、ジスキネジア(不随意運動)の出現により中止となりました。 すると今回、その患者さんにエクセグラン(成分名:ゾニサミド)が追加になりました。 エ…

アコファイド錠と機能性ディスペプシア

ついに世界初の機能性ディスペプシア(機能性胃腸症、FD)治療薬であるアコファイド(一般名:アコチアミド)が発売されました。 作用機序はコリンエステラーゼの阻害なので特に新しいものではありませんが、最大の特徴は適応疾患。効能又は効果「機能性ディ…

イルトラ配合錠

⭐イルトラ配合錠LD、イルトラ配合錠HD(一般名:イルベサルタン/トリクロルメチアジド、塩野義製薬)本剤で5剤目となるARBとサイアザイド(チアジド)系利尿薬の配合剤。 イルベサルタン(商品名:アバプロ/イルベタン)とトリクロルメチアジド(フルイトラ…

リクスミア皮下注

⭐リクスミア皮下注300μg(一般名:リキシセナチド、サノフィ)GLP-1受容体作動薬です。 すでに日本では、リラグルチド(商品名:ビクトーザ)、エキセナチド(商品名:バイエッタ/ビデュリオン)が発売されているので3成分目(4薬剤目)になります。

アジルサルタンとその配合剤とハイグロトンの思い出

武田のMRさんからアジルサルタン(商品名:アジルバ)の勉強会を受ける機会があったので少しだけまとめます。 http://d.hatena.ne.jp/pkoudai/20120609/1339245660 以前まとめたものと重複するところもあるかもしれませんが、詳しい部分も加えときます。

ホスリボン配合顆粒

小児科から処方。 ホスリボン配合顆粒 1包 2×MA 6日分 どうやら病院が新規採用したようだったので急遽手配しました。

DPP4阻害薬(エクアとトラゼンタ)の適応拡大

2010年に公表、2012年7月から実施されている「経口血糖降下薬の臨床評価方法に関するガイドライン」。 第3相試験に「併用療法長期投与試験(非盲検併用療法長期投与試験)」が盛り込まれ、併用が想定される組み合わせについての長期投与試験を行うように求め…

ディレグラ配合錠

すでに一ヶ月以上前になりますが、ディレグラ配合錠の勉強会に参加しました。 ディレグラ配合錠はフェキソフェナジン(FEX、商品名:アレグラ)とプソイドエフェドリン(PSE)の配合錠です。 アレグラに交感神経刺激作用を持つPSEを加え、鼻閉に対する作用を…

トレシーバ注フレックスタッチの勉強会

もう一ヶ月以上前になりますが、トレシーバ注フレックスタッチの勉強会を受けました。 勉強会をお願いした時には、勉強会の日にはすでに薬価が決まっている予定でしたが、フレックスタッチの評価の関係で薬価収載が延期になりましたね。 世界初の発売は逃し…

パキシルCR その2

さて、発売したものの近隣に精神科もなく、 あまりお目にかかることのないパキシルCR錠。 内科の先生はパキシル(IR)は使うんですがパキシルCRへの切り替えは予定にありません。 ※IR錠:Immediate-Release(速放)錠、CR錠:Controled-Release(徐放)錠

オーキシスタービュヘイラー

随分時間が空いてしまいました。 先日、オーキシスタービュヘイラー(一般名:ホルモテロールフマル酸水和物)の説明会に参加しました。セレベント(一般名:サルメテロール)、オンブレス吸入用カプセル(一般名:インダカテロールマレイン酸塩)に続く国内3番…

テネリア

少し前にテネリグリプチン(商品名:テネリア)の勉強会を受けました。 テネリアはDPP-4阻害剤で初の純国産!国内5番目のDPP-4阻害剤です。 アログリプチン(商品名:ネシーナ)もそうなのではないかと思っていたら、ネシーナは武田薬品がアメリカのベンチャー…

アイミクス配合錠

今日は薬局でアイミクス配合錠の勉強会でした。 大日本住友と塩野義の併売(一銘柄)ですが、勉強会は塩野義さんにお願いしました。イルベサルタン(商品名:アバプロ/イルベタン)とアムロジピン(商品名:アムロジン/ノルバスク)の配合剤です。

肝性脳症とカナマイシン

肝硬変の患者さんに対する処方。 カナマイシンカプセル 250mg 2C 2×MA カナマイシンの添付文書を見ると… 適応症:感染性腸炎 適応菌種:カナマイシンに感性の大腸菌、赤痢菌、腸炎ビブリオ 用法・用量:成人1日2〜4gを4回に分割経口投与する。

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